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お客様に伝えたいこと

病院・クリニックのSEO~検索順位を確実に上げる方法

病院・クリニックの検索順位を確実に上げる方法

弊社では、病院やクリニックのお客様からも多くのご相談が寄せられます。
そして基本的にお悩みは一つ。

とにかく検索順位を上げたい!

これに尽きます。普通の商売と比べ、社会に必要とされる医療機関であればこそ、ともすると集客に苦労しないと思う方もいるようですが、それは大間違い。特に歯医者・歯科などは「コンビニよりも数が多い」と言われ、まさにレッドオーシャン、激戦区中の激戦区なんです。

有名な大学病院や、国や地方自治体の管轄下にある大きな病院ならば、規模も知名度もあり、患者数も相応に見込めますが、大多数の病院はそうはいきません。院長とスタッフで数人~数十人規模というクリニックや診療所が多いのが実情です。

現在の多くの患者さんは、病院やクリニックを選ぶ際、必ずネットをチェックします

そして現在の多くの患者さんは、病院やクリニックを選ぶ際、必ずネットをチェックします病院のホームページはもちろん、様々な比較サイトによる評判の確認、整形や美容が診療科目の病院ならば、SNSも入念に見たうえで来院するか否かを決めます。大半の病院やクリニックにとって、インターネットによる集客は正に「キモ」なんですね。

ネットで検索した際、皆さんの病院やクリニックが上位表示されていなければ、患者さんの目に止まることはありません。病院やクリニックは、ネット上の激戦区であればこそ、しっかりとした対策を施さなくては上位表示が困難で、患者さんの獲得につながらないのです。

そこで今回は、多くの病院やクリニックの皆さんから寄せられるWebのお悩みやご相談をベースに、着実に上位表示を狙う方法を解説したいと思います。

狙うのは「駅名+診療科目」一択

まず、病院やクリニックでは、どんな検索ワードで上位表示を狙うのが良いのでしょうか?これはもう答えがあります。「駅名+診療科目」の一択です。どんなに激戦区でも、最終的なゴールとしてはこれを狙いましょう。

なぜこうするかと言えば、難しい理由はなく、考えればすぐわかります。患者さんからすると、遠方の病院やクリニックには通うのが大変なため、よほど特殊な治療を必要としているケースでなければ、自宅や職場のそばにある、通いやすい病院を選ぶからです。つまり、とにかく商圏に根差した患者さんにターゲットを絞るのです。

例えば「渋谷+産婦人科」「新宿+泌尿器科」「池袋+整形外科」のようなイメージです。これで1位表示を狙うことを目的にします。ただ、例では東京の都市を挙げましたが、「東京都+診療科目」のように、あまりに広い地域を対象とした上位表示は必要ありません。そこまで広げても、来院にはつながらないからです。

SEOは積み上げ

すでにSEO(検索で上位表示させるための様々な施策)を頑張っていらっしゃる病院やクリニックの方からすると、「それが一番難しいんだよ!」という声が出そうですよね。

実際に弊社にも「そのために、様々な業者と提携して●●や××をやったけどダメだった」というお嘆きやお悩みが多数寄せられます。弊社からすると、「それはあまり効果がないんだけどな…」という施策を勧めてくる業者もいます。

もちろん全ての業者が悪いということはありません。しかし、「Webの更新費用や管理費、月額5万円で何ができる?」でもご説明したとおり、安いコストだけを見て業者と契約しても、何の効果も上がらないというさんざんな結果になることもあります。

SEOは積み上げ

検索順位はあの天下のGoogleが決めるものです。そして今のGoogleはとてつもなく優秀な人工知能です。昔のような小手先のテクニックは全く通用せず、「これさえやれば、すぐに検索順位が上がる!」などということは一切ありません。もしそんなことを業者から言われたら、ほぼ嘘だと思ってください。

とにかく一つ一つ、効果のある施策を積み上げるしかありません。これを心に刻んでください。

具体的な施策

それではこれから具体的な施策を説明していきましょう。ただ、さすがに全てを書こうとするとページが多くなりすぎてしまいます(それほど細かな対策が必要ということです)。もし、より詳しくご相談をなさりたいという方は、お問い合わせより、お気軽にご連絡ください。医療機関向けのサイト改善相談会も随時実施しております。

競合サイトを調査する

競合サイトを調査する

さて、上位表示のためにホームページを新規制作・リニューアルするぞ!と走り出す前に、必ずやっていただきたいことがあります。それは競合のサイトを調査することです。

ホームページを作る前に、上でご説明した「駅名+診療科目」で実際に検索し、上位に表示される各病院やクリニックのホームページをくまなく調べてください。

上位に表示されるということは、それだけGoogleから高い評価を受けているホームページだということです。競合サイトはどんな内容なのか?何ページあるのか?被リンク数(他サイトからのリンクの数)はどれくらいか?これらをしっかりと把握しましょう。

そして、皆さんが新たにオープン・リニューアルするホームページでは、それらをすべて競合サイトより上回るように制作することを考えるのです。

ホームページはレスポンシブ必須

現在の大半のユーザーは、スマートフォンで検索し、皆さんのホームページにやってきます。さすがに最近は少なくなってきましたが、スマートフォン対応をしていないホームページは絶対にNGです。もしスマートフォン対応ができていない場合は、すぐに行ってください(万が一まだ行っていない場合は、それだけでもかなり効果があります)。

そして、制作するホームページは、レスポンシブWebで作られていることが必須条件です。レスポンシブというのは聞きなれない言葉かもしれませんが、簡単に言うと、同じページでありながら、パソコンやタブレット、スマートフォンなど、アクセスしてきた端末に応じて、見え方が最適化されるように制作されたホームページを指します。

ホームページはレスポンシブWebデザインが必須

また、すでにパソコン用のホームページがあるので、スマートフォン用のホームページは別途用意するというのも一手ではあります。ただ弊社の経験から、検索の激戦区である病院やクリニックのホームページにおいては、よりGoogleからの評価が高い、レスポンシブなWebサイトを制作することを推奨しています。

ここまでお聞きになって焦る方もいらっしゃるかもしれませんが、ご安心ください。中小企業向けのSEOについて考察したページでも解説しましたが、今はWord Pressとテーマを組み合わせれば、スピーディーにレスポンシブなホームページを作ることができるので、現在のホームページの検索順位や集客力にご不満なお客様は、検討してみると良いでしょう。

とにかく良質なコンテンツを

とにかく良質なコンテンツを

Googleは良質なコンテンツ(High Quality Content)が大切であると、再三述べています。そして、逆に良質なコンテンツがないサイト(ホームページ)や、スパム手法を利用したサイトの順位を落とすと明言しています。これはつまり、しっかりと良い内容のホームページを作れば、上位表示されるということです。

ただ、正直この言い回しでは抽象的過ぎて難しいですよね(苦笑)。もちろん、上のGoogleのリンク内にも良質なコンテンツの定義がありますが、項目が多すぎて少しわかりづらいかと思います。実際、弊社にも多くの病院やクリニックのお客様から質問が寄せられます。

端的に言えば、病院やクリニックの場合は、患者さんの不安や疑問を和らげる、解消するようなコンテンツを用意しましょう。これは病院やクリニックだけでなく、大半の企業のホームページにも言えることですが、大切なのは商品やサービスを提供する側の論理ではなく、ユーザー側の論理を重視することです(ユーザーファースト)。

国民の大半がスマートフォンを持っている今、ほぼすべての人がいつでもどこでも自由にインターネットから情報を得ることができます。反面、完全に情報過多になってしまっているのが現代のユーザーなのです。

そんな中、「この商材がすごい!」「わが社の●●は最高のサービス!」「これが素晴らしいポイントです!」と一方的なメッセージを投げかけられても、ユーザーの心には全く響きません。患者さんは何を求めてあなたの病院、クリニックに来院したいと思うでしょうか?常に考えて、患者さんが求めるコンテンツをホームページに掲載するようにしてください。

また、弊社がデザインも得意な会社だからこそ、上位表示するためのホームページデザインについての質問も寄せられます。しかし、病院やクリニックの場合、上場企業並みに広告予算をつぎ込んで、独創的でエッジの効いたデザインのホームページにする必要はありません。これも先述の中小企業向けのSEOについて考察したページで説明しているとおり、あまりに見にくいとか、よほど時代遅れのデザインでない限りは、コンテンツを充実させることに注力すべきです。

どのようなコンテンツが有益なのか、自分たちでは今一つわからないという病院やクリニックの方は、お気軽にお問い合わせよりご相談ください。専門のコンテンツ監修チームが、皆さんのサイトに必要なコンテンツを分析します。

ブログの必要性

ブログの必要性

このような患者さんが求める情報を発信するには、ブログも有効です。特に冒頭でも述べたとおり、数があまりに多い歯医者・歯科の方では必須です。

診療内容や予約、アクセス方法など、これらはどの病院やクリニックのホームページにも掲載されるものです。それ以外の差別化として、そして患者さんが求める情報をわかりやすく配信する媒体として、ブログは大変有効です。

皆さんの病院やクリニックならではの特徴や、働く医療スタッフの生の声、診療科目に応じた旬のトピックスなど、随時発信する内容を見つけ、ブログとして掲載するようにしてください。ページ数も増えてサイト規模も大きくなるので、SEO上も有効です。

ただ、特に忙しい医療従事者の皆さんが、日頃の診療に加えてこのようなブログを定期的に連載するのは難しいケースもあるでしょう。弊社ではライターやディレクターを含めた運営体制を用意することもできますので、ブログ対策についても、お問い合わせフォームよりお気軽にご相談いただければと思います。

常に計測と分析を

このような様々な施策を行うには、常に皆さんのホームページの状態を明確な数値として計測したうえで効果測定し、分析を行って、集客につながる戦略を立てていく必要があります。

定番のアクセス解析ツールであるGoogle Analytics(グーグルアナリティクス)や、同じくGoogleのSearch Console(サーチコンソール)は必ず導入しましょう。その他のツールもありますが、まずはこれらが基本です。

そのうえで患者さんが求める情報をデータとして把握し、コンテンツを充実させていきます。ここでのポイントは、決して勘や思い込みで配信する情報を決めないことです。とにかくデータを見て、皆さんの病院やクリニックに求められている情報が何なのかを見極めましょう。同じくGoogleのキーワードプランナーを使えば、どのような検索に患者さんの需要があるかがわかります。これらのツールはGoogleアカウントさえ取得すればすべて無料で使用できますので、必ず導入してください。

常に計測と分析を

ちなみに弊社では、グーグルアナリティクスもサーチコンソールも、キーワードプランナーも、すべてお客様が閲覧できるように設定しています。というより、お客様のアカウントでこれらのツールを利用してもらい、弊社がその情報を共有する方式を採っています。

なぜこんなことを言うのかというと、これらの情報を開示しない業者も多いからです。もちろん、業者側では様々な病院やクリニックのアカウントを共通で管理しており、アカウントを開放してしまうと、他のお客様の情報が丸見えになってしまうので、公開できないというケースもあります。

しかし「どれだけのアクセスがあるのか?」「どんなページがよく閲覧されているか?」「そもそも数字は前月より増えたのか?減ったのか?」等々、これら自分のホームページの状況がわからないというのは、どうにも納得できないのではないでしょうか?実際、これらの情報を一切渡さないという詐欺まがいの業者もおり、弊社に相談をお寄せくださったお客様もいます。

弊社は常にお客様に情報を開示し、一緒に考えていくことを重視しているため、各ツールの情報も常にオープンにしています。また、これらツールはどうしてもアクセスの解析に使用するものなので、導入したが見方がわからないというお客様も多いのですが、ご安心ください。アクセス解析に習熟した人材もおりますので、同様にお問い合わせからご相談いただければと思います。

サイトの表示スピード

サイトの表示スピード

さて、これらツールも使用し、コンテンツの充実に勤しんでいたとします。しかし、まだクリアしなくてはならない課題があります。それはホームページの表示スピードです。

Googleは近年この表示スピードについてもガイドラインを策定しています。常にユーザーを重視することを重んじているGoogleです。検索結果にも影響が出ることは間違いないでしょう。

実際、皆さんもお感じになりませんか?仮にホームページに素晴らしいコンテンツがあったにせよ、そのページが表示されるのに何十秒もかかったらどうでしょう?さっさと諦めて、他のページを見に行ってしまうのではないでしょうか。

前述のとおり、ただでさえ情報過多なのが現代のインターネットユーザーです。通信環境が発達したとはいえ、大多数の人が使うスマートフォンでのページ閲覧は、パソコンほどの表示スピードは出ません。

つまり、皆さんのホームページの表示スピードが遅ければ、ユーザーが他のページへ離脱してしまう可能性が高まるということです。これは顧客獲得における多大な機会損失です。

実際の表示スピードは、同じくGoogleのページ・スピード・インサイトで調べることができます。掲載するコンテンツとともに、その表示スピードにも気を配って、ホームページを制作することを心がけてください。

Googleビジネスプロフィールへ登録

Googleビジネスプロフィールとは、以前Googleマイビジネスと呼ばれていたサービスです。登録すると、地域に根差した検索結果に、Googleマップとともに表示されるため、病院やクリニックの方は必ず登録してください。先述のとおり、病院やクリニックの皆さんが狙うべき検索上位表示は「駅名+診療科目」なので、登録は必須です。

実際に検索してみましょう。ためしに「新宿+産婦人科」で検索してみた結果が下記です。これはパソコンでの検索結果ですが、スマートフォンで検索した際も同様です。

Googleビジネスプロフィールへ登録

ご覧のとおり、検索結果の一番上には、Googleマップとともに近隣の産婦人科が表示されます。各々の病院・クリニック名をクリックすれば、電話番号や所在地、今いる場所からの道順、患者さんの評判、院内写真等々、より詳細な情報も表示されます。

近年では、このGoogleマップと連携した検索上位表示を狙うMEO(Map Engine Optimization:マップエンジン最適化)もさかんです。さすがにこれだけで集客がすべて上手く行くことはありませんが、Google謹製のサービスですから、皆さんの病院やクリニックのホームページをしっかりと作り込み、併せて必ず登録しましょう。

Google広告への出稿

Googleマイビジネスについて触れましたが、実はさらに上に表示されるものがあります。それがGoogle広告です。

同じく検索してみましょう。「池袋+歯医者」で検索した結果が下記です。

Google広告への出稿

Googleマップの検索結果よりも上に、Google広告が表示されているのがお分かりいただけると思います。

少し乱暴に言うと、もし費用に糸目をつけないのであれば、他のサイトよりお金を掛けたら掛けた分だけ、広告での上位表示を狙いやすくなります(広告文や出稿タイミングはチューニングが必要です)。しかし、これはいわば「広告費による殴り合い」となってしまい、完全な資金勝負になります。

もちろんそれでペイするなら良いかもしれませんが、すべての病院やクリニックが採れる方法論ではありません。CPA(Cost Per Acquisition:顧客獲得単価)をしっかりと認識し、そのうえで広告費用を決め、出稿を考えるのが得策です。

ただし、仮に広告を出稿し、ユーザーがクリックしても、最終的にはホームページを閲覧することになります。だからこそ、まずは何より皆さんの病院やクリニックのホームページの質を上げることが大切なのです。

病院やクリニックのSEOについてもお気軽にご相談を

以上、ざっとですが、病院やクリニックのホームページの検索順位を上げる施策について述べてみました。細かなノウハウまではとても書ききれませんが、医療という社会生活に欠かせない大切なお仕事を担っている皆さんのご参考になれば幸いです。

現在、インターネットによる集客は大変重要でありながら、やはり技術的なハードルも高くなってきています。できれば皆さんの病院やクリニックに、ホームページやWebマーケティングに関する業務を専属で担当できる方がいらっしゃれば理想です。

しかし、日頃からとても忙しい病院やクリニックの皆さんにとって、インターネットの世界は畑が違い、専門の人材をあてがうというのもあまりに大変な話ではないでしょうか。もしこの記事を読んで、疑問に思うこと、相談したいことがございましたら、お気軽にお問い合わせいただければと思います。

お問い合わせはお気軽にこちらから

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